第340号  最終号  大川 澄雄

 誠に感謝しかございません。有難うございました。
 何とお詫びを申し上げれば良いのか、言葉が見つからない私でございます。只々、心より伏して感謝とお礼を申し上げます。
 平成4年8月でありました。若い仲間6人で立ち上げた米の販売会社「こまちの里」、皆様のとても温かいお心を頂きまして、滑り出したのでございます。それは安全・安心で環境に優しい米作りという事を基幹と致しまして、販売を開始したのでありました。

 平成5年、日本中が不作に見舞われまして、あきたこまち1俵が4万円という破格の高騰となりました。それでも物があれば良かったのですが、大変な米不足となりまして、皆様に大変なるご迷惑をお掛けした事が走馬灯のように思い出されます。

 その後、順調に推移して参りまして、米の製品の数も増えていき、皆様のご指導を頂きながら28年という長い歳月を支えて頂いたのでありますが、仲間も寄る歳には叶わず、一人減り二人減りと少なくなり、補充も致しましたが、様々な出来事も重なり、それに加えて米の需要も減って参りまして、経済的にも難しくなり、誠に断腸の思いであり、皆様には誠に申し訳ございませんが、閉業を決断した訳でございます。

 皆様を思います時、本当に涙が止まらず、全く眠れない夜が続きました。そして、浮かんで参りますのが、懐かしい皆様のお声、励まし、そして色々失敗もあり皆様にご迷惑をお掛けした時、叱咤激励下さいましたこと、それに楽しかった出来事など等、28年間の彼の日の思い出が次々と現れては消えていきました。何と素晴らしい皆様に恵まれた事でしょうか。今更ながら幸せをかみしめている所でございます。

 これまで支えて頂きました皆様に、伏してお礼を申し上げますと共に、大川美香子、佐々木弘子、安田美喜子、大川史郎、大川澄雄、清野道義、の役職員一同より、深くふかく謝意を申し上げます。
 どうか皆様、コロナ禍に留意されまして、お健やかに在られます事を心底ご祈念申し上げまして、最後のご挨拶と致します、誠にまことに有難うございました。

今月の一句
さようなら また会える日を 念じつつ