第333号  2年5月号  大川 史郎

 しかしながら、大変な事態になりました。本来なら今頃、東京オリンピックのカウントダウンが始まり世界各国の人で溢れ、日本全体が多いに盛り上がっていたはずだったのに…。
 来年の7月に開催延期となったものの、現時点では厳しいとしか言えない状況。仮に日本や感染者の多い国で終息し始めたとしても、医療が充実していない国などにこのウイルスが感染していったら…。
 こういったことを考えてしまうと、来年の7月はどうなっているのか、その流れで世界の人々が来日してくる事が再発のきっかけになるのでは…と、不安になってきます。
 色々な発言でマスコミを賑わす、オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長が「延期などあるはずがない」と“延期”を口にした役員を批判しておいて、首相に「延期は2年でなくていいのか」と聞いていたのは記憶に新しいところ。今回、「再延期は絶対無い」とか「首相が1年でいいと決断した」等と発言していて心配になります。
 この新型コロナウイルスの影響により全国的に各種のイベントが中止になり、自粛を余儀なくされました。ここ大潟村でも毎年恒例の“桜と菜の花まつり”や秋田市土崎の“港曳山まつり”、県内最大の祭事“秋田竿灯まつり”も中止が決定。県内における夏までの有名なイベントがほぼ中止になりました。果たしてこの状態は秋になれば解除されるのか…現時点では確かな事は言えないけど、正直難しいだろうなぁ。
 それから、発令までの対応が遅すぎる“緊急事態宣言”や中途半端な“自粛要請”など、本当にこの新型コロナウイルスに関しての国の対応には言いたいことが尽きないですが、収まりきれないので、あと一つだけ。 
 
 自分は一時期、栄養学を専攻していて、臨床学や生理学等を学んでいた事がありました。
 その時、新種のウイルスの怖さ、厄介さを教授が熱く語っていたのを覚えています。未知のウイルス等で万が一、人から人への感染が起こるのだとしたら対策のしようがない、薬やワクチンの開発にかなりの年月を要するので下手をしたら人類の滅亡もありえる、だから拡散前に何としても封じ込めるというのが鉄則だと言っていました。
 厚労省の方々が怖さを知らないわけでもないのに、あの“春節”の時、入国をよく受け入れたと思います。国は経済を重きにみたのかな…。

 話は変わりまして…雨のほとんど降らなかった去年と違い、今年の春作業は雨の日が多くてかなり参っています。ですが、このご時世に仕事ができるありがたみを感じ頑張る所存です。    
自粛、自粛が続きストレスや嫌気がさしてきていると思いますが、今が大事な時です。笑える日がやってくる事を信じて、共に頑張りましょう。

今月の一句
田に嫁ぐ 早苗に持たす 弁当肥