第330号  2年2月号  大川 史郎

 いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催される年になりました。東京への誘致が決まり世間が騒いでいた頃は、まだ先の話なんて思っていたら…。
 思い返せば、大会のエンブレム問題や新国立競技場の予算問題、開催時における猛暑への暑さ対策、マラソンもこの時、色々な対策を練られてきましたが結局は札幌での実施になり、東京で色々準備してきことが、無駄になりかねない状況にも。そういえばこの誘致を決めた当時の都知事が無理やり箱をカバンに入れる映像なんていうのもありましたね(これがなければ…)。

 そして、大会開催まで半年足らずというのに、“最新のランニングシューズの使用”についての問題が浮上してきました。何でも靴の開発技術が進歩したらしく、タイムにかなりの影響が出るとか…それゆえにオリンピックでの使用の有無を検討しているとのことで。
 靴がすごいから、驚異的なタイムが出た!それは、靴の力であって、競技の記録的にはどうか?みたいな感じで上の人達が言っているみたいです。まぁたしかにそれも一理はあるのだろうけど、それを言い出したら昔、学校で使われていたようなペタペタの上履きのような時代の競技シューズと、問題になっていない今の競技シューズ、この2つの技術と性能を比べたら、すごい差があると思います。そこの技術革新は認めているのに…。
 まして競技について長い間、研究して特化したトレーニングをしてきた現代の競技者達の記録が更新されていくなんて必然でしょう。ケニアやエチオピア、ジャマイカなどの、元々身体能力が高い選手達だって昔から最新の技術を当然のように取り入れてくるのだから…。
実際、陸上にとどまらず各競技において、様々記録が塗り替えられてきたことも事実。
 靴の技術も進歩しましたが人の競技技術だって進歩しているのです。それを一概に“靴の
すごさ”だけで片付けるのってどうなのでしょうか…。
“選手ファースト”を優先して開催まで1年を切っていたのに、競技会場を変えて選手への準備負担が増えたのに、今度は靴…。是非“選手ファースト”の方向で解決してもらいたいものです。

 そんな中、うちのチビ(あきと)もようやく1歳を迎えます。本当に色々あり早かったなぁと、しみじみして泣けてきます。自分の歳がいってからの赤ちゃんだったから、すでに“孫感”が出てしまっているのか(苦笑)。そんなチビも年末はRSウイルスにやられて、更に自分にも移ってしまい、自分共々大変な状況でした。

 それから、国内でまた新型肺炎“新型コロナウイルス”の感染者が確認されました。これもまた今後どうなっていくのか…。
 ウイルスの活性化する季節はまだ続きます、皆様もどうぞご自愛下さいませ。

今月の一句
雪無くも 北国に幸 多かれと