第297号  29年5月号  清野 道義

 何時も「こまちの里」をご利用いただきましてありがとうございます。
 今年の春、雪解け時期が遅かった割には桜前線が早く北上してしまいゴールデンウィーク前に桜が終わってしまいました。
 数年前に桜の開花が連休までずれ込んだことがあったのですがその時は幹線道路が自家用車であふれ、十数キロもの大渋滞を起こし普段は15分位で家に到着するところが1時間近くかかったこともありました。大潟村では、梅と桜と菜の花が同時に鑑賞できる所なのですがゴールデンウィークと重なることがあまりありません。
 少々残念なところでは有ると思います。

 我々農家にとってこの時期は農繁期のピークを迎える時期なのです。
 連休中は、朝から晩までトラクターに乗りっぱなしで田植えの準備に忙しくしています。田植機も乗用なのでこれもハンドルを握りっぱなしで一週間以上過ごします。
 田植えが終われば、3月中旬から続いていた農繁期にもようやく一段落することが出来ます。整然と苗が植えられた水田を眺めると「今年もすくすく育ってくれよ!!」と思う気持ちがこみ上げてきます。
 今年は、娘婿にも初めて田植え機に乗ってもらいます。中々まっすぐ植えることが出来ないと思いますが、経験を積んでいけばまっすぐ進むようになるでしょう。一人前になるには10年はかかるかなと思いますが、仕事の主流が早く若手に移って行ってくれたらと思っています。
 私は、2年もすると還暦になり、世代交代の日も刻々と迫っています。ちょっと寂しい気がしますが寄る年波には勝てませんよね。それまでもう一踏ん張り頑張りましょう。

今月の一句
澄む代田 一枚づつに 月映し