こまちの里だより 一覧

第135号  15年12月号 (大川 澄雄)

 いよいよ空からの、白い贈り物、雪が降って参りました。
本当に早いものですね。正月が過ぎたと思いましたら、
もう師走。様々な出来事、事件が多いこの頃です。
それ故に、余計月日の流れを早く感じるのかも知れま
せんね。そして、自然の中に勤しんでいる私たち。
それでも月日の流れを早く感じるのは、老齢に近づいたと言う事でしょうか。そう言えば、農業に就いてから35年も経ってしまいました。本当に歳月の早さをつくづく思うこの頃でございます。

今年は異常気象による冷害にみまわれ、土と共…

第134号  15年11月号 (早津 一仁)

 お久しぶりです。皆様お元気でいらっしゃいますか…?
うれしい収穫の秋の作業が一段落し、今ではグチャグチャにしてしまった田んぼの排水作業に忙しくしています。今年も一年、皆様に喜んで「あきたこまち」をご賞味いただきますよう宜しくお願いします。

 深まり行く秋ではありますが、皆様の「幼心に残る秋」とは何でしょうか?
私の幼い記憶の想い出に残るのは、「どんぐり」なのです。生まれ故郷の新潟での事ですが、毎日のように裏山に行っては、いろんな物を取ってきて、自慢げに何かと工作していた…

第133号  15年10月号 (太田 稔)

新米のお味は如何だったでしょうか、きっとご満足頂けたのではないかと思います。 さてさて、始めてお付き合い頂いた方も多い事ですので、この場を借りて私どもの住む「大潟村」そして「こまちの里」についてご紹介させて頂きたいと思います

  小学生の社会科の教本等でご存じの方も多いでしょうが、ここ大潟村は、かつて日本第2位の面積を誇る湖だった八郎湖を干拓して出来た新生の大地なのです。干拓とは埋め立てとは違い、湖の周りに堤防を築き中の水を外に排出して干上げたものでして、遠浅の八郎湖だから…

第132号  15年9月号 (清野 道義)

 いつも「こまちの里」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。皆様方におかれましては益々ご健勝の事とお喜び申し上げます。  
 今年は暑い夏が来る前に、春から一気に秋に突入してしまったようです。7月からの低温の影響で、イネの出穂期が5~7日位いつもの年より遅れてしまいました。お盆過ぎには天候が回復して、残暑が厳しくなってほしかったのですが、なかなか回復の兆しが無いままこの秋を迎えてしまいました。これからでもいいですから天候が回復してくれて、少しでも多くの太陽の光が作…

第131号  15年8月号 (長井 一彦)

 平年より長い梅雨空も終わり、日々真夏日を迎えております。
皆様方におかれましては益々ご健勝の事と存じます。
大潟村でも見事な“あきたこまち”の穂花が咲き乱れ,穂も傾き始めて順調に生育しており、今から黄金色の絨毯の中を軽快に刈り取ってゆくコンバインの姿が目に浮かぶようです。そんな稲刈りを楽しみにし、そして皆様に喜んで食べて頂けるよう頑張っております。いま少しお待ち下さいませ。
夏...夏と言えばスイカにかき氷、とうもろこしに海水浴、山登りに魚釣り、昆虫探しなどなど、子供の時…

第130号  15年7月号 (大川 澄雄)

 拝啓 
 皆様におかれましては 恙なくお過ごしの事と存じ、衷心より お喜び申し上げます。本当にほんとに身に余るご愛顧頂きますことに、光栄と 幸せ、有り難さを心底思いつつ、感謝致しております。還暦を迎えました私でございますが この皆様のお支えを心の糧と致しまして、与えられた天職、農業に精進して参りたいと存じ ます。
(そう深謝しつつ今朝も愛する?稲君を見回っております。爽やかな自然の中で・・)

 自然と申しますと大潟村の今の季節、見事と歓声を上げたい程の自然の草花に覆われて…

第129号  15年6月号 (早津 一仁)

 こんにちは。お久しぶりです。
私たち稲作農家にとりまして、猫の手も借りたいほどの「超忙しい・5月」が終わります。束の間の安堵感の中で、昔からこの時期にお百姓さん達に公然と許された『さなぶり』と称した酒盛りが、あちこちで催されて美酒にひたっております。3月からの忙しかった春の農作業、田植えを終えて一区切りのご苦労様と、天の恵みに感謝して秋の豊作を願っての盃であります。(呉々も飲み過ぎれば、意味がありませんね…)

 そんな忙しい時期には、大助かりな制度が大潟村にもあります。…

第128号  15年5月号 (太田 稔)

 五月晴れのどこまでも澄んだ空、大潟村では菜の花祭りも 開催され、空の青と菜の花の黄のコントラストが素晴らしく まさに春爛漫といったところでしょうか。高い空ではひばり達が愛を奏で、そして地上では菜の花と軽やかに戯れる蝶や蜜蜂の姿があり、厳しい冬を乗り越えた者たちだけが理解しうる至福のシーズンを精一杯に謳歌しています。
 けれど私ども農家にとって五月というのは一年で一番忙しい、まさしく超繁忙期なのであります。田んぼには肥料を施し、耕起・代掻き・そして田植えと、一気に作業を進めな…

第127号  15年4月号 (清野 道義)

 春の訪れとともに農作業が始まり、ようやく「あきたこまち」の種子を蒔く時期になりました。
 3月の雪解けは例年よりも遅かったのですが、中旬位から晴天の日が続き、順調に農作業を進めることが出来ました。播いた種子は、3日目位で白い小さな芽が出てきます。5日~7日も過ぎると3~4センチ位になり、太陽の光をいっぱい浴びた苗は、ビニールハウスいっぱい敷き詰めた若草色のジュータンの様です。これから毎日、田植えが終わるまで、ハウスの温度管理と水管理が「かみさん」の重要な仕事になります。私はと…

第126号  15年3月号 (長井 一彦)

 一面に真っ白く雪に埋もれていた大地からも、草木の周りから少しづつ解け始めてきて、残雪も丸みを感じ、長い厳冬の季節からようやく、春を迎える事が出来ました。皆様方におかれましても、益々のご健勝の事と思います。いかがお過ごしでしょうか。

 仰げば尊し我が師の恩…。春が巡りまわれば友とも師とも別れを告げ、故郷を後に旅立ちます。先日、我が娘のかつて通った高校のバレー部の「三年生を送る会」に出席させて頂き、「娘を持つ親心に涙し、子ども達の本音の言葉に涙し…」私はすっかり感動させられて…